September 26, 2004
[ その他 ]
昨日の深夜、テレビのチャンネルを変えていたら、アニメーション映画の「銀河鉄道の夜」を放送していたので何気なく見ていたら、かなり良い作品でした。
ジャケットを見ればわかるように、この映画の登場人物は猫を擬人化して描かれています。宮沢賢治の原作が持つ無国籍感と幻想的な描写を、映像で壊さずに再現するために敢えて猫にしたそうですが、この試みは大成功だと思います。
宮沢賢治の原作はとても有名な作品で読まれた方も多いと思いますが、「死」をテーマにした童話で哲学的な表現もかなり多いので、これをほぼ原作通り忠実に再現したのは見事だと思いました。
そして音楽を細野晴臣さんが担当されているのですが、これがまたこの物語の持つ不思議な雰囲気とぴったりなんですよ。
余談ですが、途中、タイタニック号の沈没の場面があるのですが、もうタイタニックと聞くとセリーヌディオンの曲と共にあの船首で抱きかかえるシーンが脳裏に浮かんでしまうのが、我ながら困りものでした(笑)。
ほんとにたまたま見た映画だったのですが、こういう作品に巡り会えて良かったなあって思える映画でした。
たぶん子供をターゲットにした作品だとは思うのですが、哲学的でキリスト教の色も強い話なので、ちょっと小さな子供には難しいような気がします。
宮沢賢治の原作はもう著作権が切れているため、インターネットでも無料で読むことができます。
銀河鉄道の夜(青空文庫)
Posted by pipi